地味な作業の先に

今月2回目の気密測定を行なう。
M様は涼温な家にお住いのご友人がいらっしゃるので、気密性能の高さはすでに確認されている。

結果はC値=0.1c㎡/㎡。
安定して良い結果となっているのは、断熱性・気密性の大切さを認識している職人集団が携わっているからに他ならない。
未だに、「高気密・高断熱」の言葉だけが独り歩きして、このような裏付けを持たない高気密高断熱住宅があることを残念に思う。
地味かもしれないが、こういった一つ一つの地味な作業の積み重ねによって、本物の「いい家」につながっていくと考える。

午後にはS様邸のお引渡しと、数日前にお引越しをされたI様邸を訪問する。
換気・エアコンの使い方、メンテナンス方法の説明がメインとなる。

お引渡し前から運転していた換気システム。僅か数ヶ月であるが、実際のフィルターの汚れ等を確認して頂くと、皆様びっくりされる。
外は思った以上に汚れているのだ。
これから先も、安心・安全な空気のある家であり続けるために、欠かすことのできないものだから、きっちりしたメンテナンスの必要がある。
実際にやってみれば、それほど大袈裟な作業でもないのだ。
「〇〇がこの掃除の担当ね」などと、家族で役割分担しながら、楽しく住んでもらいたい。

植栽や庭づくりをしながら、新しい生活が始まるS様、新しい生活が始まったばかりのI様。
竣工時には、がらんとした家であるが、そこにそれぞれのご家族らしさが溢れてくるから、家もいきいきとして見える。

「楽しい家」であって欲しいと心から願うばかりだ。

佐藤 吉行

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